Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Late for the Sky

 土曜のランチは台湾風鶏肉飯(ジーローハン)ならぬ鶏肉葱? 台湾で入手した八角を召喚して。ワカメときくらげのスープと頂き、大変に好(ハオ)でした。
 

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 午前中にjugzコニー師匠から売りつけられたブルシットなブツが届く。Wカッタウェイと5thコントロールでおなじみ(←つい昨日覚えたての単語)のカリフォルニア産Rickenbacker 330の到着である。すっかり心拍数が上がってしまい、ソワソワしてなかなか触れられないままに時間が過ぎる。…全く迷惑な話で思わずニヤけてしまう(毎度ありがたく厚く御礼申し上げます)。これで憧れの故Lemmy Kilmisterにもまた一歩近づけた(そっち?)、という訳である。まずはナメられないように「Rickenbacker」の正しい綴りを覚えるところから始めようね。
 

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 木屋町のミングルで久しぶりのGofishを観覧。ゆっくり深く沁み入って届いてくる歌をじっくり堪能できた。リリースも間近とのニューアルバムも俄然楽しみである。ショータさんのブリカレーもスパイスシード(フェンネル?)がプチプチした食感も鼻に抜ける香りも良くて大変に好(ハオ)でした。
 軒先で出店されていた宇治のチャイ専門店Watte Chai(ワッテチャイ)さんのスパイスをその場ですり潰すところから丁寧に作られるラムチャイは特筆すべき美味しさであった。素焼きのカップもお手製、スパイスはインドから、ラムはジャマイカからお取り寄せというコダワリぶりである。
 風の又サニーなっちゃんが転んでアゴを割ったそうで、ケツアゴになってたらどうしよう?と心配したけど思ったより元気そうで何よりである。がしかしアゴには鉄棒が入っており、もうしばらくは流動食生活とのことでくれぐれもお大事になさって下さい。
 

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 Jackson Browneの『Late for the Sky』(1974年)をオン。朝方聴いていた「ウィークエンドサンシャイン」でナショナル・レコーディング・レジストリーの特集をしていて2曲ほどかかったので取り出してみた。個人的には1stと並んで双璧をなすフェイバリット作である。
(そういえばその後の「世界の快適音楽セレクション」ではわすれろ草がかかっており、いきなりラジオからアキさんのボーカルが流れてきて大変ビックリした)
 

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 へヴィな失恋の歌を歌っても湿っぽくならず、この軽みと風通しの良さこそがかの地西海岸の流儀なんだろうか? J. Browneの現在に至るまで崩さない物静かで謙虚な佇まいが好きである。かと思えばアツいリベラル精神の持ち主でもあり。
 このアルバムはDavid Lindleyのリードギターも滋味深くて良い。ちなみにカバーのレタリングは60's西海岸サイケポスター・デザインの第一人者でおなじみRick Griffin氏によるものだ。
 
Jackson Browne -  Late for the Sky

 

How long have I been sleeping?
How long have I been drifting along through the night?
How long have I been dreaming I could make it right,
If I closed my eyes and tried with all my might,
To be the one you need?
 
 2014年の演奏も変わらずちゃんと素晴らしいっていう…。一度ライブで聴いてみたい。
 
Jackson Browne -  NPR Music Tiny Desk Concert