Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

I Wanna Be Your Lover

 4/24 大阪は音凪でのライブが中止と相なった。コロナウィルス感染拡大の影響により小春師匠の来阪が不可能となった経緯があるが、ちょうど我がバンド内でも現在の大阪の状況を見るにつけ、辞退の申し出を検討していたタイミングであった。来週末を楽しみにしていただけに大変残念ではあるが、一方では少しだけホッとしたのも正直なところである。
 私自身もGW間近でいよいよ浮き足立つところであるが正念場である(一部オリンピックの人出だけは別扱いのようであるが)。昨年のGWも緊急事態宣言を受けて連日ひたすらステイホームし続けていたが、さて今年はいかに?
 買ったはいいけど、積んでおくだけで一度も針を落としていないレコードや本もあるし、ここ最近はゆっくり映画を楽しむ時間もなかなか取れていない。新調したギターを弾いたり曲も作りたい…とざっと思い浮かべるだけでも色々とすべきことはあるな。できるだけ今できることを前向きに楽しみたい次第である。
 
 麻婆茄子は鶏ひき肉を使用してさっぱりシビ辛で大変美味しくでき感激である。基本調味料に加えて、業務スーパーで入手した麻辣醤、花椒辣醤などを投入するだけでぐっと本場っぽくなる(行ったことないけど)。欲を言えばもう少し汁気があればベストだった。
 ブリのお刺身と大葉とキュウリをチクワにインしたもの、昨夜の残りの鶏レバー煮込みと頂いた。毎度ながら食べ合わせなど一切お構いなしの面々であるのが我が家の食卓の常である。
 

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 Prince『Prince(邦題:愛のペガサス)』(1979年)でも聴こうね。
 というわけで1st『For You』に続いて全編通して殿下ご自身による作編曲、演奏、プロデュースによる100% Princeな1枚である。(この制作方法は『Controversy』(1981年)まで引き継がれる) ※後述:2ndは一部ゲスト参加あり。
 

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 名作『1999』(1982年)でブレイク以降の殿下ももちろん最高ではあるが、初期の宅録王子ぶり全開の作品もまた個人的には愛着がある。演奏も曲も素晴らしくて思わず唖然としてしまうが、シンプルなソウルファンクに根ざした素朴でクラシックな内容に思わずぐっときてしまう。1stに引き続き、まだかろうじてミネアポリスを根城にブレイクを狙う一青年の野心作という風情が残っているというか。
 とはいえ、あくまでもその後の作品の異端なまでの突き抜け具合から比べれば…という話で、この作品も一般的には十二分に突き抜けていると思う。そのジャケット表面の殿下の艶かしいバストアップヌード、裏面のご自身が半身ペガサスに扮した写真などに象徴されるように…。
 「いわゆる」自分の考えるPrinceの魅力って、もはやソウルファンクにとどまらないような「Prince」というジャンルを楽しむようなところにある。だからこそ、こうして自身のルーツである真っ当なソウルファンクに「ちゃんと」向き合った作品もまた貴重だと思う。何より音楽が素晴らしいじゃないですか。
 
・Prince - I Wanna Be Your Lover

 

I didn't wanna pressure you, baby
But all I ever wanted to do
I wanna be your lover
I wanna be the only one that makes you come running

 

 いよいよ当Blogも日替わりの「自炊」と「音楽」メニューという二本柱に寄るようになり早くもマンネリ気味の様相である。まぁ日々家と職場(とスーパー)の往復だけでは特に劇的なことは何も起こらないのだから仕方ない。無病息災こそが尊いことではあるが。