Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

An Accident Waiting To Happen

 まん防って一体何だったのか? 公的医療縮小に伴う医療崩壊、緊急事態宣言の早期切り上げ要請による感染者増大…維新の失策のツケに引き続き翻弄される関西のGW到来も間近である。
 さすがに変異株の出現ばかりは彼らのせいではないけれど、その間にも率先して事態を掻き回し…それに伴う人命にも関わる盛大なミスリードの責任問題にはどうやって応えるつもりなのだろうか? 抗うべくはコロナであって対人間ではないので、なるべく前向きかつフラットに向き合いたいとは思うけど…しっかり怒ってみせて次回選挙でしっかり落とすのも市民の務めだとも思う。
 今度は「酒類提供禁止」ですか? 個人店ばかりにふんばらせても、Gotoキャンペーンだけであれだけ感染者数を上げた実績があるのだから、これでオリンピック開催ともなれば結局事態は逆戻りどころか悪化の一途をたどるのでは? と危惧してしまう。
 
 野菜と豚肉を炒めたものにナンプラーやマムトムで塩気と香りづけしたもの、厚揚げにマムトムソースをかけたものと、ブリのヅケ、昨日の残り物のチキンのレモングラスソース和え?など。マムトムがなかなかに塩辛く、使いこなすのには加減がまだまだ難しいところである。 ライムとか買ってみようかしら?
 

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 Michele Mercure『Beside Herself』(2018年)でも聴こうっと。
 ペンシルヴァニア州ハリスバーグを拠点に映画やテレビ、ダンス、演劇などの音楽をコツコツ制作していた作家による作品集で、1983〜1990年の期間にリリースした『Rogue and Mint(1983年)』、『A Cast of Shadows(1984年)』、『Dreams Without Dreamers(1985年)』、『Dreamplay(1990年)』の4カセット作品からの編集盤内容とのことだ。翌2019年にはPeter Iversの未発表曲集『Becoming Peter Ivers』をリリースして世間をざわつかせたニューヨークはRVNG Intl.からのリリースで、添付のブックレットも同様の大充実ぶりである。ちなみにM. Mercure氏は現在では同州のランカスターに居を移して映像音楽を中心に手がけているようだ。
 

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 そのアートワーク中央に佇むご本人の写真が大変クールであるが、内容も期待と違わぬモノトーンな硬質さに貫かれている。John Carpenter御大の自家製サントラ辺りを思わせるようなダークでいて、よりドリーミーなシンセウェーブがひんやりカッコいい。とりとめのない子品も並ぶが、あくまで終始ゴツっとしたインダストリアルとも言うべき質感である。
 シンプル&ラフな質感がともすればスケッチっぽくもあり摑みどころがない点が好きだ。個人的には細部まで作り込んだのでないローファイな余白が気に入っており、度々リピートしてしまう。
 
・Michele Mercure - An Accident Waiting To Happen

 
 M. Mercure氏のここ最近の映像(過去の曲+映像をベースにした内容だが)と思しきものがレーベルよりアップされていたものも見つけた。ネクタイ・スタイルが素敵やんである。
 
・Michele Mercure - An Electronumentary