Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Boogie Oogie Oogie

 連休初日の昨日は、朝ゆっくりラジオを聞いていると、竜巻だの地震だのとことごとく番組が中断されて…一日雨模様ならまだしも散々なスタートである。正味な話、今や人類の積もり積もったエゴと欺瞞に対して、ガイアが悲鳴を上げて抗議しておるとしか思えないな。
 インドの感染状況や火葬の報道を見るにつけ、今ひとつ同じ地球上で起きている出来事である実感が持てないでいるのだけど…これは紛れもない現実であり、決して対岸の火事ではないことを肝に銘じなくてはならないな。とにかく酸素吸入器を早よってなってしまう。そして我が国はPCR検査拡充とワクチン普及を早よね。もはやリスクしかないオリンピックで、タダ働きさせるための医療従事者やボランティアスタッフの良心にばかりたかってる場合とちゃいまっせ。
 
 昨夜は「おからパウダー」を使ってポテサラを作ってみた。じゃがいもを使ってないので大幅な糖質オフ↓となる。平素は分量などおおよその目分量で計測しているのだが、水80㎖はともかく、パウダー20gがどんなものなのか感覚がつかみずらく…少しずつ足しては加減を見るという形をとった結果、手応えは十分に感じた。豚肉の生姜焼き、春キャベツと丹波シメジの温サラダと一緒に。
 

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 A Taste of Honey『A Taste of Honey』(1978年)をば。
 ここ最近は特に60~70年代のジャズファンクとか、それらをサンプリングしていた90年代初期辺りのファンキー目のヒップホップをよく好んで聴いているが、これもそんな中の1枚である(ベーシストのいない&ドラムが聞こえないバンドをやっておいてなんだが)。
 

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 Janice Marie JohnsonとHazel Payneの女性2名に加えて、この1stリリース時はまだ男性2名がキーボードとドラムで参加していた。とにかくフロント2名のツインリードボーカルの掛け合いも素敵で、2人のシンプルで飾り気ないカッティングギターとベースの妙もまた素晴らしい。
 そして個人的には何といってもFonce & Larry Mizellのマイゼル兄弟によるSky High Productionsプロデュースである点にも思わず目が行ってしまう。彼らの当時プロデュース作品を色々聴くにつけて、いずれ劣らぬ素晴らしさなのである。アレンジの妙が秀逸で、いずれもバンドの個性を生かしつつも一貫した独自の空気感に包まれているような気がする。
 …がしかし、ことこのレコードにおいては華美な装飾はほとんどなく、むしろ時折現れるストリングス以外は最小限の音数で、このスカスカさが生バンドのグルーブを際立たせており、大変自分好みなのである。
 
・A Taste Of Honey - Boogie Oogie Oogie

 
If you're thinkin' you're too cool to boogie
Boy oh boy, have I got news for you
Everybody here tonight must boogie
Let me tell ya, you are no exception to the rule
 
 その貫禄のセクシーたるや…さしずめソウルファンク界の叶姉妹といった佇まいである(怒られる)。