Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Just Hangin' Out

 鶏むね肉、玉ねぎとキャベツをオリーブ油とスパイス類でしんなり炒めて、ベトナム食材店で入手した謎のカレーパウダーを投入してみた。野菜の甘みと鼻腔をぬけるスパイスの香りが何ともナイスである。ブリのヅケと大根とキュウリのポリポリ漬け、モヤシとニンジンとタケノコのナムルと、ワカメとキクラゲと根菜のスープの残りと一緒に頂いた。
 それにしてもここ1年というもの、いつになく野菜と海藻、魚類をよく消費しているような気がする。日頃の食生活が心身の健康にいかに作用するかについて今身をもって思い知る昨今である。
 

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 三四郎のANN→ゼロに降格して、ますますノビノビやってるって雰囲気が耳心地良い。第1回目小宮氏打ち合わせ遅刻からの〜スペシャルウィークで迎えたU字工事回の「ふんりゅう」を巡るユルさも最高に和んだし、先週の「ドラゴン桜」客演の相田氏いじりもニヤニヤしっぱなしであった。
 
 Main Sourceの『Breaking Atoms』(1991年)でも聴くかい。
 忘れもしない、その昔ホームタウン柏の某Dィスクユニオンでジャケ買いして以来の長らく愛聴盤である。2DJ編成によるカラフルなサンプル・コラージュ感がワクワクする90'sファンキーが充満しており改めてシビれてしまう。こちらも今にして思えばナイスなジャズ・ソウルファンクレコードからのサンプルネタの宝庫の1枚と言えそうである。
 

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 個人的には世代的にBeckBeastie Boysオルタナやハードコアとりわけ『Jadgement Night』のサントラ辺りから聴きかじり始めた90'sヒップホップであったが、根はひ弱なもやしっ子だったこともあり、結局はネイティブ・タン一派のピースな音楽性が一番肌に合ったのであった。De La SoulのPosdnuosのようにメガネのメンバーがいたことも安心要素のひとつであったことは否めない。
 そしてこのMain SourceLarge Professor氏もまたメガネくんである。彼等のリリックはいわゆる「金、女、成り上がり」でも「パーティノリ」みたいな題材でもなく、フッドやゲットーでの日常や、それに対する愛憎や葛藤などを描いたような硬派な内容が多いようで正直少し意外だったけどウンウンてなったような…が、ふとGoogle翻訳で何曲かを自力で訳してみただけで勝手な推測は禁物であるな。特にラップの歌詞はスラングやカルチャー独特の言い回しや隠語なども多そうやし、特にMain Sourceのリリックなんかを見回しても自分などには理解が追い付かない言い回しや固有名詞なども散見される。もし機会があれば是非ゆっくり国内盤CDなんかの歌詞カードなどにも目を通してみたいと思った次第である。
 そんな時には純粋に目(耳?)の前のグッド・ミュージックを浴びて楽しむに限るのだった。
 
Main Source Just Hangin' Out

 

And I speak with my man Ralik
On the problems of the weak, dumb and meek, my man's deep
Like the kid from the Bridge named the rapper Nas

 
 ミッドテンポの引きずるようなファンクネスが最高にクールなこのナンバーには、Pete RockNasなど実際にこのアルバムにも参加している面々をはじめ、その友人と思しき固有名詞も多々登場する。
 
In the park, makin' plans for the night
Everything's right, takin' it light
Preparin' for the festivities to begin
And every day seems like a day from the weekend
The coolin' never ends
And I like to hang out and hustle with my friends