Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Khahi Cloud

 冷凍庫に居残りしていた餃子、小エビなどを一掃すべく中華スープ風にしてお鍋で頂いた。もういい加減お鍋もしまわなあかん季節かしら? などと一抹の寂しさを感じながら。キムチとエノキとモヤシを和えたもの、卵豆腐をメカブに泳がせマムトムソースをかけたものと一緒に。
 

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 Sympathy Nervous『Plastic Love』(2012年)でも聴きま。
 ニューヨークはブルックリンのレーベルMinimal Waveによって発掘されたSympathy Nervous=新沼好文氏による1979〜1980年の間に制作された未発表音源集の第2弾。個人的にかねてより聴いてみたいと切望していた阿木譲氏主宰の関西発Vanity Recordsの作品であるが、この辺りのリイシューを皮切りにここ10年というもの、Vanity Records作品の国内外での再発もめっきりさかんとなった気がする。まさか我が家でToleranceを楽しめる日が来るとは。
 

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 とはいえ個人的にはあくまでこのSympathy Nervousが推しバンである。この後2018年にはついにVanity Recordsより1980年にリリースされた1stまでM. Waveから晴れて再発される運びとなり喜ばしい限りだ。
 折しも当時の欧州ポスト・パンクの流れとバッチリ同期したかのようなダーク・インダストリアルな私家版シンセ・ミュージックが最高にカッコイイではないか。むき出しのプリミティブなマシナリー感にダイレクトに脳を揺さぶられてしまう。

・Sympathy Nervous - Khahi Cloud

 
 ちなみに近年リバイバルヒット著しい竹内まりや『Variety』(1984年)収録曲「Plastic Love」とはどうも一切関係なさそうである。