Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

メキシコの花嫁

 今年もアイスコーヒーの季節がやってきた。豆も浅煎りから深煎りへ。
  

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 日曜日は久しぶりにカメイ邸にてオーバーダブ作業。
 

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 その前にそうめんを頂いたり。
 

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 その合間に手土産のロールケーキを頂いたり。
 

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 その後には炊き込みご飯のおにぎりとだし巻き卵を頂いたりするなど。
  

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 諸々大変美味しかったのは結構なのだが…肝心の録音作業の一向にはかどらないことと言ったら。お喋りしている間にあれよと日も暮れてあえなく散会となったのだった、チーン。こんな日もあるさ、と。
 
 移動の道すがら、まっつん氏のカーステからはマコメロジー『マコメンタリー』(2012年)、Ida『Tellings The Simple Machines Years 1994-1997』(2008年)などが流れていた。ドラマーにも関わらず、こういったフォーキーで唄心あるグループを好んで聴くまっつん氏なのであった。ちなみに同車内ではSmogやSugar Babeなんかもよく流れがちである。
 
 マコメロジーはnan!kaのマコ氏とAndersensの米氏によるデュオだが、『マコメンタリー』にはお二人の微笑ましい掛け合いや間合いの妙が克明に記録されており、時間を経てもなお良い作品やな。ささやかで飾り気ない生成り感やほころびもまたホッと和む。ちなみに米氏は学生時代一つ下のサークルの後輩でもある。折からのコロナ禍により、昨年の正月以来関東にも帰っていないが、友人たちはお元気でやっておられるだろうか? 彼女たちがもしアメリカに住んでいたら、Simple MachinesかK Records辺りから作品がリリースされていたかもしれないが、リリース元の鳥獣虫魚/七針オーナーの林谷氏もまた功労者であると思う。
 Idaも上記にどこか通じる空気感もありやなしや知らんけど、とにかくここ最近のバンドにはついぞあまり聴けなくなったような音楽(当たり前だけど)がこうして録音作品として残っていることは貴重やな、と。Idaも改めてじっくり聴き直したい次第である。
 
・マコメロジー - メキシコの花嫁(Live)

  
彼女が一粒 涙こぼすと
地球の裏側で 花が咲く

彼女が笑い声を 立てると
地球の裏側で 蝶が飛ぶ

さようなら メキシコの花嫁
 
 ひょんなことから他人が作ってくれたご飯や、他人が選んだ音楽などが妙に人肌感(←まっつんのだけど)や意外性などを感じて嬉しく感じる昨今である。