Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Hurts So Good

 唖然とするほどあっという間に日々秋めいてきており、例年より幾分早くコーヒーもアイスからホットへと切り替えざるをえなくなった。
 冷房なしでも過ごしやすいのは結構なのだが、まだまだ大好きな夏を消化不良気味の私としては少し淋しい気分でもある。イチジクを安く入手したので、毎日のスムージーに投入してみたところ独特の甘み+酸味が加わって大変良きであった。しばし贅沢気分を楽しんでいる。
 
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 先週末ワーク後に1度目のワクチン接種を受けてきた。事前の噂通り2〜3日肩に筋肉痛のような痛みが残ったが、発熱や頭痛、吐き気等の副症状は特になかった。
 会場内の導線や感染予防も整備されており、ベルトコンベアーに乗せられているかのごとく、スムーズに接種することができた。場内のスタッフ数が予想をはるかに超える人数で面食らったが、医療関係者以外は果たしてどこから駆り出されているのだろうか? その節はお世話になりました。
 
 「コロナ対策に専念したいと不出馬」とのことで…ぜひとも有効な感染症対策を期待したいところです(棒)。もはや国民の声などどこ吹く風の党内派閥争いによる総裁選には期待すべくもなく、秋の衆院選にこそ期待…してよいのだろうか?
 こういう否定的なことばかり言いたくはないけど、とは言え楽観的でいられる時代は過ぎ去ってしまった。今や政治屋諸氏もネットに蔓延する風評を気にかけざるをえない時代にもなったとも思うし。かと言ってイージーな不満ムードにばかり流されても本意でなく、ただただこうして日頃怒り慣れていない国民ぶりを露呈するしかないのか。
 
 丸々と太った立派なゴーヤーを入手したのでチャンプルーにして、ビンチョウマグロのお造り、タラと夏野菜の冷製トマトスープ、キャベツの塩もみ、などと頂いた。
 
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 大好きなSusan Cadogan『Susan Cadogan』(1975年)のレコードでも。プロデューサー=Lee Perryと去りゆく夏を惜しみながら。
 

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 全曲最高のラヴァーズ・ロックがどこを切っても素晴らしくて、聴くたびにハッピーな気分に誘われるお気に入りの1枚なのである。
 Susan Cadoganの年齢不詳なチャイルディッシュなボーカルからしてラブリーが過ぎるし、The UpsettersのバッキングもBlack Arkのむせ返る空気が充満しており泣けてしまう。
 ほっこりウォームなサウンドはこの少し涼しくなり始めた秋口にもばっちりハマるのだった。
 
・Susan Cadogan - Hurts So Good

 
Cos this hurting feeling is
Oh so good for me
You take my name
And you scandalise it in the street
Oh anything you wanna do
Say it's alright by me
 
 サブスクとか導入していないし、Black ArkでのLee Perryワークスは多すぎてとてもじゃないけど追い切れない…という向きに道端にデカ盛な6時間ミックス落ちてました。ご丁寧にトラックリストまで付いており、ありがたみで思わず胃もたれしそうである。
 
Lee Perry at the Black Ark - 6hr Tribute Mix by Mikus

 
 ちなみに私は風水の記事を見てからというもの、玄関に黄色のジャケのレコードを、東の方角に赤いジャケのレコードを陳列するということを試みている。何でも黄色は健康運、赤色は健康運をアップする効果ありとのことなので、この『Susan Cadogan』LP(黄色)も選抜されているのだが…さて効果のほどは乞うご期待、ということで。