Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Brimful Of Asha

 週末は久しぶりに見に出たいライブなどあったが、じっと自宅で来週ライブ予定のてくらがりの楽曲とにらめっこした。新曲が3曲ありまたしても手強いが…単純に久しぶりにライブでギターを弾けるのが楽しい。一度延期した公演なので今度こそは中止にならないとよいけど。
 
 鶏ムネ肉を市販のベトナム産BBQソースに漬け込んだものをチンして野菜を付け合わせた、こりゃカンタン美味しい。サワラはお造りにしてみたところ、なかなか脂が乗っており思ったより美味しく頂けた。残り少なくなったミョウガの酢漬けを付け合わせて。チクワと玉ねぎを少なめの油で磯辺揚げ風にして頂いてみたり。見てくれはイマイチだがなかなか美味しくできた。
 
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 引き続き「ブリティッシュ・ベイクオフ」をちびちび鑑賞している。シーズン4もいよいよ決勝戦を迎えて佳境である。3人とも独創的でテクニックもあるベイカーなのでさぞかし接戦となることだろう。
 もはやメル&スーのクールな掛け合いもゾーンに入ってしまい、2人が出てくるだけで可笑しくなってしまうくらいである。
 

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 それにしてもパンとかケーキってばつくづく高糖質&ハイカロリーな罪深い食べ物である。小麦粉に砂糖やバターをこれでもかと…。さらにガナッシュやアイシング(覚えたての単語)などでデコレーションまで。クロワッサンとかミルフィーユの生地にはそのほぼ半分にバターを使用するという…そりゃ美味しいに決まってる。
 
 Cornershop『When I Was Born For The 7th Time』(1997年)。
 当時英国を席巻したブリットポップビッグビートなどのブームの傍らで、愛嬌あるエキゾチズムを振り巻いていた在英インド人兄弟によるCornershopのこの作品。
 

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 久しぶりに聴き直してみたけど、やっぱり大好きである。「ブリティッシュ・ベイクオフ」でも多種多様なルーツを持つベイカーが参加しているが、英国在住のインド系のベイカーもちらほら。スパイスなどを上手に使っては英国伝統の保守的なブレッド・カルチャーに一石を投じる自由な作品を作っており思わず感心することしきりだが…Cornershopの音楽もさしずめそんな感じなのだろうか? かと思えばビートとかシンセもGrand Royal作品辺りにも通じるような90年代当時のローファイな感触があって思わず愛着がよみがえってくる。
 当時リアルタイムで手にしたCDはDavid Byrne主催のLuaka BopとWarner Bros.よりリリースのもので、アートワークがオリジナルWiiija版のLPとは異なるものだった。
 

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・Cornershop - Brimful Of Asha

 
And dancing, behind movie scenes
Behind those movie screens - Asha Bhosle
She's the one that keeps the dream alive
From the morning, past the evening
Till the end of the light
 
 この曲はNorman Cookミックスも人気であったし、とにかくレコード屋やラジオでもよくかかっていたのを覚えている。この曲中で歌われているAsha Bhosle(आशा भोंसले)という人物はボリウッド映画界では著名なプレイバックシンガーらしい。ついついこのナンバーだけの一発屋に見られがちやったけど、改めてアルバムの他の曲もハッピーでステキな出来である。この度彼らが現在に至るまで活動を続けていることも知れて何だか嬉しい。
 ラストを飾るのは思い切りシタール全開で母国語で歌われる「Norwegian Wood」の素直なカバーでじんわりスパイスが効いている。