the Champion
円安が止まらない。
つい先日久しぶりに乗車したまっつん氏の愛車= Vamosにも今やSpotifyが導入されており、 アプリによるシャッフルミックスが自動再生されてはRCやらシナ ロケやスライダース、 シオンなどがその小さな車体を震わせており、 これはこれで便利かつ楽しかろうと感じた。… こういう形で昭和趣味がバレるのも何だか気恥ずかしいけど。
天気の良い休日を見計らって自転車にまたがっては、今年もKYOTOGRAPHIEをサ ーキットしてきた。
昨年はコロナの影響で開催が秋口に延期となったが、 今年は例年通り春先の開催と相なった。
アーヴィング・ペンやイサベル・ムニョス×田中泯× 山口源兵衛らのモノクロ作品もそれぞれにミニマルな展示で大変見 応えあり。 世界各地でのデモを報じた写真が一堂に会した世界報道写真展も、 その国や歴史を超えたエネルギーの結集に思わず目頭が熱くなって しまった。
引き続きのコロナ禍にあって今年もしばし越境予定はないけれど… こうして世界中の稀有な作品が、毎年 おらがホームタウンに集まる祭典こそは貴重なことであると思 う。
春の訪れとともにここ2〜3年ヘビーユーズにて愛用していた土鍋に縦に大きな亀裂が入ってしまい泣く泣く廃棄することにした。
自炊メニューも汁物が減って少しずつ春めいてきている。ガンモや鶏胸肉をお野菜とグリルしてみたり、タイやサーモンのお造りを頂いたり。相変わらず株付きナメコもお気に入りである。
Willie Mitchell『That Driving Beat』(1986年)を。
Hi! recordsに遺された様々な名作群においてプロデュース手腕を振るったことでもおなじみのWillie Mitchellのシングル編集盤である。
確かその昔三鷹の旧シバタ邸で「W. Mitchellのサウンドはレゲエにも影響を与えたんだよね」って言いながら聴かされて以来…「ほんまかいな?」なんて言いながらも長年愛聴している。久しぶりに引っ張り出して聴いてるけど、やっぱりシンプルでソリッドでサイコーだな、こりゃ。改めてムダがないのにコシはあるっていう。
・Willie Mitchell - the Champion
我ながらいよいよ時代に逆行してますけども…自分が楽しきゃいいんですよ。