Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

He Made Woman For Man

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 今年も残すところあと2日のようで。どちら様もお疲れさまでした、本年酸いも甘いも楽しめましたか? 

 本日の自分はと言うと…日中はゆっくり映画を見る傍らで洗濯機をかけながらおせちの準備をしてみたり。
 母の検査入院の結果は胃腸炎であったが、結核持ちであるがための投薬が胃腸を荒らしてるそうである。本人もゆっくりしたいそうであるし、オミクロン株の感染力も懸念して2年越しの帰省も見送ることにした。
 夜は気の置けない友人宅で鍋をつつきながらしっぽりとお酒を頂いたりして。チーズとイチジク、シャンパンなど買い込んで、正月の準備で仕込んだ紅白なますローストポークなどを持ち込んでみたところ…ややウケに留まりましたとさ、さて。
 
 O.V Wright『Nickel And A Nail And Ace Of Spades』(1972年)。
 個人的に今年はいつになくソウルファンクに傾倒した1年であったが…さてその年末を飾るにふさわしい極上の1枚で最高に痺れている。
 

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 厳密には本編に加えて1964~72年リリースのシングル曲をコンパイルしたもう1枚のLPに加えて、前身ゴスペル・グループThe Sunset Travelersの7インチまで付いてくる福袋盤である(入手したのは夏であるが)。
 まず終始スローテンポのR&Bが最高に自分好みだ。 大好きなWillie Mitchell(Hi!)によるシンプルで凛としたプロダクションに乗っかる O.V Wrightの極上にコクまろブルージーなボーカルに最高に心揺さぶられてしまうのであり…全くもって抗えないエナジーに満ちている。

・O.V Wright - He Made Woman For Man

 
・O.V Wright - Poor Boy

 

 今だったら何かと際どい物言いのかもしれないが、時代は変われど、性別問わず誰かに対する愛情や感謝によって救済されたり、はたまたしたりも? といった営みは人の世の常なのだろう。
 
 諸々未だ至らず…来年に持ち越さざるをえない課題ばかりやね。