Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Rome

 こういうのたまに受信しちゃうね。

 

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 某イ○ンからやったり、佐○急便やったり…。今回は「やまと運輸」より受信。平仮名かとか。今となっては典型的なスキミング詐欺の手口かなんかなんでしょうけど、当初おぼこい私はイ○ンからのメールには危うく個人情報入れかけたよね。スマホとの認証でハネられて危うく難を逃れたけど。ご丁寧に3回もせっせと個人情報を打ち込んでいた。おぼこい皆様どうかお気をつけあそばせ。
 
 昨夜はいつになくミニマルなアプローチを試してみようとふと思い立ち、ごくごくシンプルな食卓を目指してみた。色々混ぜ合わせないっていう、たったそれだけですが。
 レンコンの塩きんぴら。黒鯛を酢と砂糖、昆布で浅く〆たの、ナスとシイタケを焼いて醤油とカツオ節したの、キャベツの塩もみ、ワカメ納豆というラインナップ。味付けもなるべくシンプルに塩と醤油を基調として。
 

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 結果的には素材の旨みが生きており、それなりの成果を収めた。ついつい余っていたタケノコや大葉を投入してしまう辺り、色気が出てしまったが…潔癖ではそれもそれで面白味がないではないか。本日もナスのパフォーマンスが最高である。シイタケとも良く合うこと。
 
 土井善晴先生のおっしゃる「ええ加減でいい」「和えると混ぜるはちがう」「おいしくなくていい」なる名言の数々が実感を伴って沁み入る昨今である。
 

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 Horace Andy『In The Light』(1977年)。Horace Andyの男女とも児童ともつかないような中性的なファルセット・ボイスがたまらなく揺さぶられる。この陽気さと哀愁よ…永遠なれである。
 

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 この夏入手した1995年のUK再発盤であるが、個人的にはオリジナル盤のアートワークに断然軍配が上がってしまう。折しもMassive Attack『Blue Lines』(1991n)客演後のタイミングもあってのこのイメージなのかと勘ぐってしまう(ブリストル色というか)。このシンプルなルーツ・レゲエサウンドには何と言ってもオリジナルのアートが似つかわしいようである。
 

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 しかも手元の盤には、B面最終曲「Rome」上にプレスミスによるニキビが付着しており、残念ながら音飛びしてしまうのであるが、おかげで店頭で付いた値札1,200円から→500円にまけて頂いて入手した経緯もあるのであまり文句も言えまい。作品最後を飾る名曲「Rome」にノイズが乗るのは残念ではあるものの…何よりオーナーである私もまたノイズだらけのキズもの人間ではないか。
 とはいえ内容は至上の出来栄えであり、Augustas Pabloの涼やかなブローはじめRockers All Starsのキレとコクあるサポートも言うことなしである。
 こちらのアルバム収録曲をPrince Jammyがダブ処理した『In The Light Dub』も合わせ鏡のようで、そのコールド感がまたこの季節にひんやりシビれるでないの。
 
・Horace Andy - Rome

 
Where the air is fresh and clear,
From all these polluted cities.
Yes I want to go and live,
Where the air is fresh and clear.
 
・Horace Andy - Dub the Light


 かつて一度拝むことができたMassive Attack来日時に帯同したHorace Andyのステージングも眩しいものがあった。
 さて金曜日である。どちら様も良い週末をお過ごし下さい。