Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Harvest Moon

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 2月12日はニュームーンライジングということで、旧正月明けましておめでとうございます(上記写真は一昨年に訪れた台湾旅行時のもの)。

 新月も上ったことだし、さてと自分も何か新しいアクションを、とばかりに今どき世間に逆行するかとごとくブログなぞ始めてみることにした。

 

 コロナ禍中にて早1年、日々感染リスクに心身ともに脅かされながらも、どちら様もますますスイートなステイホーム・ライフを満喫中のことかとお察しします。

 多分にもれず、私も「独身」という名の「自由」を欲しいままに、ますます日々「生きる」という名のソロ活動に邁進している。これまでのところは幸運にも、「コロナ」は自分にとって必ずしも悪い変化ばかりをもたらしたのではなかった…とせめて前向きに考えたい。

 

 自分の場合、テレワークは導入されずこれまで通り、毎日職場まで片道20分をかけて自転車で通勤している。がしかし日毎の仕事以外の外出はめっきり減った。それに伴い家に滞在する時間が増えると、目下の関心事はまず第一に「健康」、そしてそれを取り巻くより快適な衣食住環境の見直しにも余念がなくなった。(これまでがあまりに無頓着すぎたとも言えるが)

 

  特に日々の生活に欠かせないのが「食」、その日その日の食材を買い求める工程も含めてクッキンがめっきり楽しくなってしまったである。とはいえ何もオーガニックの食材を求めたり凝ったものを作るわけでは全くなく、きわめて簡単な時短メニューが主力である。

 おひとり様用の小鍋を装備しており、特にこの寒い季節はどうしても鍋ものが多くなりがちである。昨晩はハマグリが安かったので、いりこの顆粒だしを入れて乾燥しいたけを水で戻しながら、酒、無塩トマトジュースとオリーブオイルを入れて気ままに火にかけてみた。オレガノなどを散らして。

 お鍋は野菜も沢山とれるし具材の熱を逃がしにくくて体がとても温まり、洗い物も少ないのでこの季節とても重宝する。まして和食とイタリアンとでは、その食材や調理法にもとても近いものがあって、何かと融通が利くと思っている。

 

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 クッキンもそこそこに…何よりも、ステイホーム・ライフでは、誰にも邪魔されずにゆっくりと大好きな音楽や映画に浸れる時間が増えたのは喜ばしいことである。

 今晩は92年発『Harvest Moon』のCDを久しぶりに取り出しては聴いている。

 70年代のマスターピース群の素晴らしさは言わずもがなだけど、時にはこんなに終始シンプルで、肩の力の抜けた丸腰のNeil Youngもじっくり聴き入りたくなるというもの。ムスっとしたドラ猫みたいに愛想のない媚びない歌声が全く大好きだ。

 何よりも現在も精力的にナイスな新作を出している稀有な存在で、とても頼もしい限りだ。私は『Green Dale』(2008年)リリースの際に日本武道館でその来日公演を拝んでいるが、セットリストからして代表曲の焼き直し構成でなく、今の今まで歌い続けているからこその燻し銀のライブ・ステージで大変感激した。

 

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Neil Young - Harvest Moon

 

Because I'm still in love with you
I want to see you dance again
Because I'm still in love with you
On this harvest moon

 

 Harvest Moon=中秋の名月ということでちょっと季節外れだけど、今秋くらいにはコロナも落ち着いて、また気兼ねなくダンスできるようになってるといいね。

 

 今どきなら「チャンネル登録よろしくね」となるのだろうが、そこは読者登録ないしコメントなどよろしくお願いします。…といいつつも内容の中心は私のステイホーム・ライフ、それも主に自炊やその日に聴いた音楽などの極めて単調なトピックが備忘録的に綴られる予定で、果たして一体誰が興味あるのか? ということで当面は誰にもこのBlogの存在はお知らせしない予定であるが、是非とも貴方にも発見してほしい気はある。