Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Holiday

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 「他人に期待しすぎなんじゃない?」とはまっつん氏の弁。
 なるほど、これまでネズミ色の服に身を包んでは、人目を忍んで他人との過度な関わり合いを避ける人生を歩んできたであろう? 氏ならではのひと言に何故か思わず妙な説得力を感じてしまった。
 勝手な期待をしたがために思い通りにならないと「裏切られた」気になる、ということは確かによくあることやな、と。

 豚肉の切り落としとエリンギ、他野菜たくさんのお鍋と、豆腐と白菜やザーサイにトムヤムペーストを加えて加熱したもの、とお正月の残り物のサバきずしなど。

 先週から公私ともに会食も続いたが、食生活も(それに伴って体調も)少しずつ日常に戻りつつある。
 

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 Turnstile『Glow On』(2021年)。
 ここ最近は自宅でハードコアパンクをかける頻度が減ってしまい、あいにくLPもCDも持ち合わせていないのが出先でよく聴いている作品である。
 日頃は引き続き篭りがちだけど、ひとたび外出時にこちらをイヤホンで震わせながら電車やバスに乗ると、ぐっとアクセルが踏まれて心強い気分になれる(当方無免ですけども)。
 

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 クラシックアンセム然としたHCチューンに混ざって、エレピや電子音、コーラスのかかったギターなんかのアレンジも自然に共存していてワクワクする。ボルチモア産の叩き上げのHCマインドと併せて、興味の赴くままに…といった奔放な遊び心が感じられて胸がスーッと空く。一方では90's辺りの懐かしいフィーリングも感じられて不思議である。
 
 去る2015年に当時自宅から徒歩2分ほどのライブスペースで、彼らの来日公演を見たことがある。ハイエナジーで硬派な演奏だが、ハッピー&ファニーな茶目っ気が伝わってきたのが印象的な肩肘張らないステージであった。昨年リリースの今作(と前作)はラウド&ヘヴィの老舗レーベル=Roadrunner Recordsよりリリースされたようで、いよいよワールドワイドなバンドになりつつあり…もはやおらが近所のベニューでは拝むべくもないだろうが、作品から伝わってくる自然体の印象はそのままで頼もしい。
 MVのセンスとか先日のTiny Desk Concert(ホーム編)の映像からも同様にぐっとくるものがあったな。
 
・Turnstile - Holiday

 

Too bright to live, too bright to die
I wanna celebrate
Beauty is built not from outside
And I imagine it

Now it's a holiday

 

・Turnstile - Tiny Desk (Home) Concert

 
 年々頑固になりつつもあるけど、なるべく柔軟さを心がけたいもんやね、なんて。
 
 さて金曜日ではあるが、明日は久しぶりのギグもあるので今夜は帰宅後にご近所のスタジオでひとり肩を温める予定なんです(脱臼したりして…)。
 皆様におかれましてはどうか良い週末をお過ごし下さい。