Apples & Oranges - Boys Tree

　髪をカットしたところハタ坊みたいになったジョー。…あんまり人にも会わないし、まいっか。マスクを着ければカッパである。

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　先週末に２回目のワクチンを接種してきた。初回に比べて注射そのものの痛みはほぼなかったものの追っかけ筋肉痛のような鈍痛に見舞われた。接種翌日の昼くらいから徐々に身体のダルさを感じて体温計を取り出すと「37.7度」であった。咳や鼻水など風邪の諸症状みたいなものが併発していない分まだ楽なのだろうが、若干頭痛があった。やがて身体を起こしているのもしんどくなってきたので床に入ってやり過ごすことにした。

　事前に解熱剤や作り置きの食事などは用意していたので、土日は一歩も外出することなくひたすら自宅でラジオや音楽をかけながら養生していた。半信半疑でポカリスエットの粉末を実に20年ぶりくらいに購入してはいたものの、つくづく用意しておいてよかった。

　おかげ様で月曜朝には快復したのはいいが、月曜の晩は近年ないくらいに寝つきが悪くて１時間程度しか眠れなかった。ワクチンの副反応のせいなのかどうかは定かではない。もしかしたら念のためにと接種直後の週末はカフェインを控えた分、昨日はブラックコーヒーをくいくい頂いたせいかもしれない。

　多めに作り置きしておいたニンジンしりしりには食前にナンプラーを振って、サバ缶とヒイカなどをブイヤベースにしたトマトスープ、キュウリとチクワにワカメ、じゃこを合わせたのなど。ミョウガの酢漬けとじゃこを加えたオー米、モヤシとザーサイのナムルとキムチを豆腐にオンしたものなども追加で新たに用意した。事前の噂通り？食欲は損なわれなかったので病人の食事とは思えない品数となってしまった。

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　アマプラで何の気なしに見た『ブリティッシュ・ベイクオフ』（2010年〜）にまんまとハマってしまいうっかり現在シーズン３（2012年）まで見終えたところである。

　英国を舞台に素人ベイカーたちが技を競う大会を撮影したBBC製作のドキュメンタリー番組で、本国では人気を博していたようだが、個人的には全く存じ上げなかった。

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　あくまでアマチュアの大会なので当然失敗も付き物であるし、個々のバックグラウンドも異なるため、プロがしのぎを削り合う内容にはないインディ感が俄然楽しめる内容だ。毎回濃密なドラマがあって一喜一憂しちゃう。

　何よりパンやケーキが見ばえが楽しくて美味しそうやし、英国におけるパンを取り巻く様々な歴史や聞きなれない言葉や言い回しなんかも飛び込んできて興味深い。例えば「ペイストリー」「セイボリー」とか「アイシング」「テンパリング」とかよく出てくるけど何ぞや？とか。「ルバーブ」「パースニップ」などの頻出食材も普段自分には全く馴染みがなくてワクワクする。

　ポール・ハリウッドとメアリー・ベリー両氏によるプロの目からの手厳しいジャッジ、MCのメル・ギェドロイツとスー・パーキンス（メル＆スー）の小気味良いやりとりも回を増すごとに愛着が増す一方だ…"On your marks, Get set, Bake!" っておなじみの掛け声とともに。

　Pink Floyd『1967 / The First 3 Singles』（1997年）でも。Syd Barrett在籍時の1967年にリリースされた３枚のシングルのコンピCD。ザラメか粉砂糖でも降りかかったとろけるようなサイケデリック・ジェムが珠玉の６曲が、アソート的に楽しめるというこのスイートなコンピは現在に至るまで大変重宝したものである。

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