Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

My God Has A Telephone

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 鶏ゴボウのつみれは市販のものを投入して手軽にお鍋。油揚げとキノコ類がお出汁を吸って更なる高みへ。野菜とエリンギの蒸し野菜、オクラのおひたし、残り物のサバ味噌煮など…食べ過ぎである。
 

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 Aaron Frazer『My God Has A Telephone 7"』(2020年)。
 当初2017年にFlying Stars Of Brooklyn, NY名義でリリースされた作品のソロ名義での再リリース盤とのことであり、新たにあしらわれたアートワークのセルフ・ポートレートもSmithsのそれみたいで素敵やんである。ご本人の佇まいもまたビッと髪を撫で付けたクラシック・ファッションが似合っててキマってる。
 

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 そしてA面はもちろんB面曲「Live On」も含めて先述のアルバム『Introdusing...』には収録されておらないばかりか、これがまたミッドテンポのスイート・ソウルがヘブンリーで極上なことと言ったら。4trカセットMTRのもさっとした音質も最高に合っていて、かつてラジオ・ヒットしたかのオールディーズ風情がまた好みである。歌詞を読むに2曲とも神への信仰心を歌っている曲のようだ。
 
・Aaron Frazer - My God Has A Telephone

 

It may be long-distance
But you know there ain’t no fee
Only takes just persistence
And He’s on the line with me

 
 リリース元のColemine Recordsも近年ナイスな7インチリリースを連発する優良レーベルであり、今後のリリース・タイトルにも注目したいところである。8年間高校の生物の教師をしながらレーベルを運営、とか大学院を卒業したばかりの弟を口説いてオハイオ州ラブランドにレコードショップPlaid Room Recordsをオープンした話などインディ・ファン泣かせのエピソードに満ちている。
 

 
 繰り返して聴きたいようなレコードをひとたび入手すれば、途端に生活にもハリと潤いが出るというゲンキンさであるね、ほんまに。
 どうやら金曜日のようで。良い週末をお過ごし下さい。
 
・Aaron Frazer - Full Performance (Live on KEXP at Home)