Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Pretty Persuasion

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 その後無事復帰を遂げたまっつんはというと、すっかり健康状態を取り戻したようで何よりである。
 がしかし…感染前よりむしろ人一倍、予防対策に取り組んでいた彼だけに、まだまだプライベートでも外で他人と無闇に対面することには抵抗があるようで。家族にも迷惑をかけまいと気を遣ってるみたい。
 
 しらすをお安く入手したので、長芋の漬けにかけてみたり、メカブ納豆に混ぜてみたり、はたまたお揚げと大葉と一緒にオートミールと撹拌してみたり、などなど。お鍋のお供に大変美味しく頂きました。しらすって「新子」って書くんですね、スーパーで「釜揚げ新子」って書いてあって思わず「?」となってしまった。
 
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 R.E.M.『Reckoning』(1984年)。
 引き続き初期R.E.M.を嗜みたい気分なのである。
 デビューEP作『Chronic Town』(1982年)の後、フルアルバムとしては1st作に当たる『Murmur』(1983年)に続いての2作目。
 謎のテンションの(双頭蛇がウネウネ絡んでいる?)アートワークに反して、一転カラッとジャングリーなナンバーが並んでおりタマらない。この時期のR.E.M.には、個人的にもお気に入りのNZのFlying Nun辺りのバンドなんかにも通じるような簡潔さも感じる。
 

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 実は『Murmur』は『Monster』の次に買ったCDだったけど、当時の自分の耳には正直ピンと来ず長年コールドスリープしたままの1枚であった。90年代当時よく聴いていたNirvanaPavementがリスペクトを寄せるバンドだと言う情報を聞きつけては入手してワクワクしながら聴いてみたところ、当時の感覚ではどこか古臭く感じてしまって放置していたものである。

 そんな『Murmur』も今その封印を解いて聴き直してみるに・好きな曲も少なくないしこちらも決して悪くない、というよりもバンドそのものへの信頼が深まるにつれてむしろ全然エエやん…などといった具合に気まぐれに好きなバンドになりつつあるのだった。
 とはいえ今の自分にとって『Murmur』よりもしっくりとくるのは、やっぱり先述の『Chronic Town』であって、この『Reckoning』であり…最近つとにご贔屓に聴いている作品だ。

 Michael Stipeのくぐもったヌケの悪い(失礼)…というか内に込めるような初期の歌い方もバンドの謙虚な演奏と併せて好感が持てて。そしてやっぱり捨て曲が見当たらないのである。
 
R.E.M. - Pretty Persuasion


He's got pretty persuasion
She's got pretty persuasion
Goddamn, pure confusion
He's got pretty persuasion
 
 アルバム邦題『夢の肖像』から「想いはひとつ」…フワッとしていて今ひとつピンとこないけど。そういうアルバムのそういう歌なんでしょうか?(どういう?)
 

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 それにしても例えばVelvet UndergroundとかSmithsって、これまで自分の周りでも信奉者が少なくなかったし、自分もまた大好きなバンドであったけど、R.E.M.が大好きだと公言する友人って何故か特に少なかったような。世代なんでしょうか?
 今度武村氏にもその辺りのご意見を伺ってみたく。…あとR.E.M.のオススメ曲ね。