Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Beautyful Beauti

 鮭と豚のちゃんちゃん焼き風温サラダ、わかめとツナ和えに切り干し大根を足したものが美味しかったのでリピート、びんちょうまぐろの漬け、鯖の塩焼き。
 全く考えなく手だけ動かしたばかりに、出来上がったものはというと…魚メニューだらけでバランスを欠いてしまった。手癖だけでも良くないね、お魚好きゆえアラなどが安くなっているとつい買ってしまうのだ。

 

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 年明けにLPを購入以来愛聴しているBrainstory『Buck』(2019年)。iPhoneにもデータを入れるなどして、折にふれてよく聴いているお気に入りの作品である。朝の仕事前などにも良い。3ピースのシンプルな編成とサウンドが好みで聴く時を選ばない。西海岸特有のカラッとした風土を思わせるような開放的なインディ・ソウルマナーと、ゆるやかなサイケ・フィーリングも心地よい。
 ギターKevinとベースTonyはご兄弟のようだが、Chicano Batmanともかねてより交流があるらしく顔立ちなどからもチカーノ系の出自なのだろうか? 編成も往年のSun City Girlsのようでグッとくるが、一方こちらのサウンドは全くチルでリラキシンな内容である。

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 リリース元のBig Crown Recordsの作品は、レーベルオーナーLeon Michels氏がプロダクションを手がけているものが多いようだが、Bobby Oroza、Holy Hive、Liam Bailey…どの作品も一様に華美ではなくシンプルで、アナログ感を重視した仕上がりに独自のこだわりを感じる。

 

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・Brainstory - Beautyful Beauti


Some call it love, some call it God
But I know it's much more
Watch while it grows,
watch it while it grows
'Til it's all that you are

 MVでも頻出の通り日常的にドープ・スモーカーなのだろう。その影響からか彼らの曲には、止まりそうにスローテンポ、スローパートが多いのも個人的にツボである。
 所持していただけで社会的信用を地に堕としめられるここ日本では全く考えられないことだが、2018年からカリフォルニア州では大麻が合法化されており、このMVで見られるような開放的なハウス・パーティの雰囲気が何とも羨ましいではないか。とかく勤勉でストレスフルな日本人にこそむしろ大麻が必要なのではないだろうか?…などと考えてしまう。アメリカの場合、メキシコの麻薬カルテルの撲滅目的などが多分にあったようだが。…もう何しろ個人的にはピース&ヘルシーが一番である。

・Brainstory - Dead End


・Brainstory - Moth Love


 こちらは「Live at Jam in the Van Headquarters」と銘打ったシリーズでの、トレイラー内でのライブもとても内容や雰囲気が良い。
 水色の服を着て上下に激しいアクションをされると、思わず某永野氏かと空見してしまう。