Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Keep On

 鳥ムネ肉と大根をベトナム食材店で入手したBBQソースとチンしたもの、ピリ辛こんにゃく、トムヤムクンスープ、牡蠣をスモークしたのを缶詰で入手したので、キャベツとニンジンと一緒に蒸してみた。自家製ドレッシングにオリーブオイルをちょい足しして。スモークの薫りが行き渡ってなかなかに適当ウマであった。
 

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 切り干し大根とちくわのサラダにはマムトムにはライムとはちみつ、めんつゆ少々などを混ぜて…こちらは決して悪くはなかったが課題が残る。いまだにマムトムの正しい活用法が皆目つかめないでいる。普通にお豆腐にかけるだけでも十分美味しいんだけど。作りたい欲に食欲が追いつかず食べ切れなかったので一部作りおきへ。
 
 D-Train『You're the One for Me』(1982年)。
 高校時代から一緒に作曲を始めたというデュオ編成にも関わらず、ジャケに写っているのは何故かいつだってJames "D-Train" Williamsただひとりである。
 80'sのシンセ・ディスコも今聴くに独特のコシと歯ごたえがあり味わいがあり良いな。いかんせんリズムの起伏がなくて一辺倒に感じてしまうが、そこは当時ディスコのダンスフロア・ユース的には機能的な作りだったのだろう。とはいえリリース時の82年といえば、70年代ディスコの盛りには乗り遅れており、かと言ってブレイクダンス前夜のタイミングでもあり。今となってはどこにも居場所がないような、ポツンとしたイナたさを嗅ぎとってしまうのは、その辺りの背景もあるのだろうか? なんて。知らんけど。
 

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 ちなみにD-Trainとは? マンハッタン⇄フラットブッシュ間を往復するニューヨークの地下鉄路線名のことだそうで、James氏の高校時代にフットボールチームで付けられたあだ名から取られたグループ名だというエピソードもグッとくる。東京で言えば「東横線」、京都でいえば「京阪電車」みたいなことだろうか? 知らんけどな。
 
D-Train - Keep On (Live)


Sky is the limit and 
You know that you keep on just
Keep on pressin' on 
 
 イントロのシャープに流れる太いシンセ・リフからタマらないものがある。間奏の早口パートが故ビギーとか、某Zooの「Choo Choo Train」(1991年)冒頭でサンプリングされたり。
 …そしてここにもまたDionne Warwickのあの曲のナイス・カバーが。


D-Train - Walk On By