Boys Tree

MOON FACE BOYS, mono tone boy, Go to Bed! Records

Little Cloud

 朝の出勤時に見かけた空模様をパシャリ。
 

f:id:monomoon:20211014180603p:plain

 
 鯖に塩して1日経ったものを塩焼き風に。カインズの魔法のお皿(商品名)を使用してニオイや汚れの心配なく手軽に焼き魚的なものを頂けるので重宝しているが、当然レンジを使用するので焼き色などはつかず香ばしさに欠ける点がだんだん気にかかるようになってきた。いっそバーナーでも導入して仕上げに軽く炙るかね?
 エリンギとピーマンとモヤシを調味料と合わせてチンして中華風に、オー米には干しエビと塩昆布を召喚して、イカイワシ缶のスープ風…最近つとに日毎の料理の適当さに拍車がかかっている。イカもここ最近は骨を取り除くのみでスミ袋や目玉などはわざわざ切除することはせず…なのでこのように真っ黒けな仕上がりに(ハロウィン風)。イカの風味はじめ(よく言えば)ブイヤベースっぽいお味はナイスだった。
 

f:id:monomoon:20211014181025p:plain

 
 長引くコロナ禍の影響だろうか? 仕事における進め方や客先の需要なんかもこれまでと大きく変わってきており、日々新たな対応を迫られる局面ばかりであり忙しくしている。とはいえ人生にも常に変化が付き物であり、だからこそドラマの見どころもまた増えるというものである。そして今またシーズンの変わり目を感じているのだが、果たしてそのタームも年々短くなり目まぐるしくなっているような…今一体シーズンいくつだっけか?
 とまれ私ごとき凡人キャストは割り当てられた役回りを粛々と演じるより他に術はないのであった。
 
 The Incredible String Band『The 5000 Spirits Or The Layers Of The Onion』(1967年)を。英スコットランドのISB諸作の中でも特に愛着ある1枚、どの曲も牧歌的で愛嬌あふるる開放感が最高である。
 

f:id:monomoon:20211008174634p:plain

 
 個人的にはClive Palmerのソロ作におけるバンジョーが大好きなのだが、本アルバム制作時にはC. Palmerちょうどアフガニスタン〜インドを巡る旅の空だったようでまんまと乗り遅れてしまい、以降はMike HeronとRobin Williamsonのデュオ主体の活動にシフトしてしまうが、そんなケ・セラ・セラ…なエピソードも何だか彼ららしくてよい。物事には何となくのご縁や好機というものが訪れるものだろう、執着したところでなるようにしかならんもんね。
 
・The Incredible String Band - Little Cloud

 
How sweet to be a cloud, floating in the blue
Lying awake, late the other night
Heard above me a trembling
I looked up, it was a little cloud
 
 このアルバムは特にアコースティックギターの録れ音のキレの良さや生々しさが気に入っているが、一方音質はよりラフながらも『The Chelsea Sessions 1967』(1997年)で聴ける、同時期の2人だけのシンプルなセッション録音もまたとびきり親密な内容で捨てがたい。
 

f:id:monomoon:20211014180449p:plain

 
 秋なのでここ最近はフォーキー気分かもしれない。『5000の魂またはタマネギの層』(何それ?)…思わず森に分け入っては美味しいキノコでも探しに出たくなる1枚やね。