Mau Mau
Blogの更新がこうして1週間空いてしまった理由は、先週いっぱい平日仕事が忙しかったこともあるが…うっかり魔がさしてMacをバージョンアップしてしまって、事後の環境整備に追われていたからに他ならない。いまだにいくつかのアプリケーションが瞬く間に型落ちしてしまい使用不可状態となっている。
くれぐれも気をつけられたし。
まっつん氏のその後の容体であるが、 1週間ほどの自宅療養の甲斐あって無事体調は回復し、 抗原検査でも無事陰性の結果が出たそうで先週より職場復帰を果た しているそうで。単身個室に籠城しては、 共用スペース立ち入り時には小まめな消毒を心がけたそうで、 幸い奥方にも感染は及ばなかったのこと。 めでたく今週より社会復帰を果たしたそうで安堵している。
療養中に何をして過ごしていたのかと問えば、 めでたくSpotifyデビューを果たしたそうである。 折しもNeil Young御大がご自身の全作品をSpotifyから撤退した週 に、まっつんが電撃加入とはこれ如何に?
世間はまたしてもまん防真っ最中ではあるが、「たまの外食」 の機会が少しずつ増えてきて嬉し美味しい。近隣のシングルス同士お互いの生存確認と称してなるべく密を避けてはヒソヒソ と。
北白川は喫茶とパン「do.」で友人らとモーニング。 自家製パンと(腸詰めしていない)ソーセージがほっこり。(お味は勿論だけど)パンの種類を選べるシステムが気に入った。 友人とWordleしたり、 その後温泉に繰り出したりして過ごす。たまには朝活もなかなかどうして気持ち良いな、と。
清水五条のレバノン料理「汽 [ki:]」 でチキンとファラフェルのミックスプレートと無添加のザクロジュー ス。久しぶりにありつけたフムスも美味しくて、 彩り鮮やかにして食後のお腹の収まりも何だか優しい気がしてしばし贅沢気分を味わえた 。こちらはチキンも入ったセットだったけどヴィーガン仕様メニューもあり。昼営業時は店内の電気は消されて天窓からの自然光のみでランチを頂く形も新鮮だった。
四条大宮の居酒屋「後院上ル」 もアテもお酒も安くて美味しい良店で近くまでくるとつい寄ってし まう。辛子べっとりで頂く湯豆腐と、蒸し豚(この日はグリル) には大葉のジェノベーゼソース、 角煮もホロホロでスルッと骨を外せる。寒い日だったこともあり焼酎お湯割がくいくい進んだのだった。
通常は相変わらず自炊+ノンアル生活であるが、お鍋ばかりで大して代わりばえもしないし、もうこのようにいちいちアップする行為もよそうか…とも少しく考えている。
外食時のディッシュと比べると一気に見劣りして気恥ずかしい限りではあるが、まぁ一歩家の外へ出れば所詮はこんなものであるが、少なくとも自分にとっては外食にはない日常のホッとする味ではある。
Earle Mankey『Mau Mau 7"』(1978年)と『Real World 12"』(1985年)を。
どちらもこの年明けになって捨て値同然でジャケ買いした作品なので、これまで全く知らない作品だったが、これがまたえてして自分好みでホクホクしている。
調べてみるに、どうやら後のSpaksへと発展する前にMael兄弟と共に前身のHalfnelsonなるバンドを組んでいた人物=Earle Mankeyによるソロ宅録作であるようだ。
そう言われてみれば、Spaksみたいな陽気な狂気? を宿した宅録作で愛着がむくむく湧いてくる。ちょっとグラムかNW然としたキラキラしたポップ感がありつつも、どこか拭えないペナペナなぼっち感がむしろ哀愁を誘って捨ておけないではないの。
12インチの方もリズムがガチャガチャしてて楽しい(兄弟による助演あり)…アシッドフォーク辺りの密室感ともまた異質で趣き深いのだった。
いつでも世間の流行や同調圧力なんかとは無縁に、こうしてひたすら自室にこもっては作品作りに没頭している(だろう)人の音楽には、不思議な愛と勇気をもらえる気がする。
・Earle Mankey - Mau Mau
どうかジュンゾさんの仄蒼いサイケ・ブルーズの灯をまだまだ絶やさないでほしい。